(7)Elephant Nature Park 6日目

6日目。
今日は午前中はGardening、午後はGroup Photo。

ガーデニングはパーク内にある植え込みに野菜などを作るらしく、その植え込みを耕す、という仕事だった。植え込みはゾウさんが入ってこないように柵がある。




ようやく天気も良くなって気持ちがいい。
雑草をカマでかり、根を掘る。やりがいがある。有刺鉄線が周りにあるので気をつけながら。
みんなは英語でおしゃべりしながら作業している。英語もっとできたらなぁって今回の滞在中に1万回くらい思ってる。

植え込みをいくつか作業して終わる。

お昼ご飯を食べるとき席がないと同じチームのイギリス人の若者が呼んでくれる。些細なことだけどすごく嬉しいこと。
食べ過ぎだよね
今日から二日間夫もENPに参加。
お昼を食べ終わった後、食堂の一階で夫を探す。

夫は6人くらいのグループでタイ人やチェコ人、南米の女の子なんかがいるらしい。
あとで聞いたけどこの日は着いてからお昼を食べてパーク内を散歩して、水浴びをさせたみたい。

午後はGroup Photo。
1週間一緒に活動していた全員で写真を撮りました。
たまたまゾウさんが近くにいて写真に入ってくれた笑。ありがとう!


写真撮影が終わって食堂をうろついてたら手の空いている人はFood手伝って〜と声がかかったので行ってみる。また今日はトラックのカボチャをバケツリレーで下ろす作業。
次第にかぼちゃが山積みになって崩れてくる。しかし、かぼちゃゴツゴツして平たいのでなんだかんだでしっかり積み上がってる。
全てのカボチャを下ろし終えて、また手首と背中が痛い。もっと鍛えないとだなー。

ライスボール作りを子供たちがお手伝いしてた。未来のゾウ使いかな!?

夕飯までの間、食堂にいたらなんか陽気な軽い感じの白人のおじさんが「ヘイッ!一緒にゾウを見に行こうよ!!カモン!」って声をかけてきて、でも見かけたことない人で、え、誰?勝手にパーク内歩いちゃダメでしょ?と不審に思って断ってしまう。
翌日もこのおじさんに会っていろいろ話してたらこの施設の創設者レックさんの夫だということが判明。勝手な行動している旅行者かと思ってたよ。。。知ってたら行ったのに!

夕方、食事の前にこの施設の創設者レックさんの講演があった。

ゾウさんの現状やレックさんがどのようにゾウを助けているのか映像やスライドで見て話を聞いた。
ゾウさんを飼いならすためにゾウを縄でや鎖で縛って自由をきかなくする。でもゾウは動いてしまうから縄や鎖で首や足首にできる擦り傷。痛々しすぎて見ていられない。
ジャングルの中木材を運ぶ最中に重荷に耐えられず足を滑らせてケガをしてしまう子。観光地で車がたくさん走る中歩かされ精神的に弱ってしまう子、1日何人もの人を乗せて歩かされ背中を痛めてしまう子。
ENP内にはってある紙。ENPにくる前と後の状況が記録されている。
足を怪我してしまっている子
レックさんの話を聞いて、確かに人に使役されているゾウさんはかわいそうな子もいると思う。でも、今すぐ全てのゾウを解放してあげるのも難しい。タイでは観光地でゾウ乗りがとても人気だけど、観光客がゾウに乗らなくなってしまえば、ゾウさんだって食べていけないし、ゾウ産業についている人は仕事を失ってしまう、そして彼らには家族や子供がいるだろう。ヒトが始めたことだけど、ゾウの幸せだけで判断はできない問題だなと思った。
野生のゾウはゾウで人里に出れば威嚇され、具合が悪い時にENPのゾウさんのように手厚い手当はもちろん受けられない。人間と同じで野生で自由に暮らすのが好きなゾウや人にと一緒に毎日忙しく暮らすのが好きな子もいるかもしれない。
人間だって子供のころにしつけされ学校に入り、ほとんどの人が人に使役されて人生のほとんどを自由時間も限られた中生きているんだよね。

ゾウさんの幸せってなんなんだろう。

1週間いただけではゾウのこと、タイのゾウ産業のことなんにもわからなかった。
でも少しだけでもゾウの暮らしを考えることができた。
タイに遊びに来た友達がゾウに乗りたいって行っても私は否定しないだろう。でもゾウ乗りの上に乗っている椅子が重くて案外人乗せるのって大変なんだって、と伝えようとは思う。

明日はいよいよ最終日!
こんな生活ももう終わりかぁ〜。


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